「電気ストーブ」と「ヒーター」の違いと電気代のまとめ

ヒーターヒーター/電気ストーブ

冬の暖房器具といえば「ヒーター」や「電気ストーブ」ですが、その違いをご存知でしょうか?特に、ヒーターは、セラミックヒータだとか、オイルヒーターだとか、色々な種類があって紛らわしいかと思います。今回は、その「ヒーター」と「電気ストーブ」の違いについて解説していきたいと思います

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1.  結論:「電気ストーブ」は「ヒーター」の一種

まずは結論ですが、「電気ストーブ」とは「ヒーター」の中の1種類の名称を言います。関係図にすると下記のとおりで、「ヒーター」の中に「電気ストーブ」が含まれています。

電気ストーブとヒーターの違い

文脈によって異なるようなのですが、遠赤外線ヒーター全般を「電気ストーブ」という場合と、遠赤外線ヒーターの中のニクロム線電気ストーブを「電気ストーブ」と呼ぶ場合があります。

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2. 「電気ストーブ」と他ヒーターの比較

電気ストーブとヒーターの関係性がわかったところで、他にどんなヒーターがあって、どんな特徴があるのか簡単に紹介したいと思います。もっと、詳細を知りたい方は「○○」をご覧ください。

ヒーターには遠赤外線ヒーター以外にも、大きく「ファンヒーター」と「オイルヒーター」があります。それぞれの特色と電気代を下記の表のとおりです。本体価格や電気代はあくまで目安ですので、参考値としてください。

ヒーターの種類暖め範囲暖め
スピード
暖房
パワー
順位
本体価格
目安

電気代
(月額目安)

遠赤外線
ヒーター
(電気ストーブ)

ニクロム線
電気ストーブ

狭い速い4位 0.5万200円

2,000円
シーズヒーター狭い速い1位 2万
ハロゲンヒーター狭い速い3位0.5万
カーボンヒーター狭い速い2位 0.5
〜1.5万
セラミックファンヒーター速い0.5万
〜2万
1,000円〜
10,000円
オイルヒーター遅い2〜5万5,000円〜
25,000円

実は「遠赤外線ヒーター」も「セラミックファンヒーター」も「オイルヒーター」も、1時間あたりの電気代という点では大きな差はありません。一番異なるのは「使用時間」です。

遠赤外線ヒーター(電気ストーブ)は暖める範囲が狭いため、部屋全体を暖めるというよりは、寒さがひどい時に一時的に使用するという利用方法が多いと思われます。こういった利用方法だと、電気代も大きくはなりにくいです。

一方で、セラミックファンヒーターやオイルヒーターは部屋全体を暖める利用法が多いので、長時間利用することが多いと思われます。特にオイルヒーターは、暖まるまでに時間がかかるという性質上、ずっと点けておく人が多いため、電気代が跳ね上がることで有名です。

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3.まとめ

最後にこの記事のまとめになります。

  • 「電気ストーブ」は「ヒーター」の一種。ケースによって「遠赤外線ヒーター」全般や「ニクロム線電気ストーブ」を指す
  • 電気ストーブは、一般的に使用時間が短くなりがちなので、月々の電気代は高くないことが多い
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